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モウリーニョ vs レアル・マドリー「三年戦争」 明かされなかったロッカールームの証言

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モウリーニョ vs レアル・マドリー「三年戦争」 明かされなかったロッカールームの証言

著者:ディエゴ・トーレス
訳者:木村浩嗣

書誌情報

著者 ディエゴ・トーレス
訳者 木村浩嗣
定価 1,600円(税別)
仕様 四六判/並製/344頁
発行日 2014年2月26日
ISBN 978-4-905349-18-1

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書籍紹介

“負ける準備をしておけ”
勝利至上主義者が発した衝撃のメッセージの真意とは?
スペイン全土で議論沸騰の問題作!

選手やフロントとの内紛、他クラブ関係者との衝突……。数多くの騒動によって大きな注目を集めたモウリーニョのレアル・マドリー監督時代(2010~2013年)の「裏事情」を、スペイン高級紙『エル・パイス』の敏腕記者ディエゴ・トーレスが当事者たちへの綿密な取材で解き明かした。

既存のモウリーニョ本とはまったく違う、名将の“もう一つの顔”を知ることができる本作は、2013年9月にスペインで出版されたばかりで、翻訳は『footballista』編集長の木村浩嗣が担当。

世界最高の監督とクラブは、なぜ対立したのか?
海外サッカー好きなら必読の一冊だ。

目次

訳者まえがき
プロローグ

第1章 号泣――潰えたファーガソンの後継者という夢
第2章 噴火――モウリーニョが会長に愛された理由
第3章 市場――影のボス、代理人メンデスとの二人三脚
第4章 喧嘩――やられたらやり返せ! 場外乱闘の日常
第5章 屈辱――5-0で迷走した戦術、歪んだ人間関係
第6章 恐怖――広がる不信、分裂する選手。最初の反乱
第7章 “負ける準備をしておけ”――対バルセロナ。信じがたい命令の真意
第8章 反逆――目潰し事件と審判批判。カシージャス決起
第9章 勝利――リーガ優勝。罵倒で力を引き出す人心掌握術
第10章 悲嘆――Rマドリー脱出計画開始。ロナウドとの決別
第11章 非現実――「友好的な別れ」の嘘。会長の密約と裏切り
第12章 ブルー――13-14シーズンにくすぶる戦後処理

巻末付録
モウリーニョ年表 2010年~2013年

著者プロフィール

ディエゴ・トーレス

1972年、アルゼンチンのメンドーサ生まれ。マドリッドのコンプルテンセ大学法学部を卒業後、95年『エル・パイス』紙のジャーナリスト講座を受講。そのまま同紙のスポーツ部で働き始める。レアル・マドリー担当のエース記者として、監督モウリーニョの最後の年、12-13シーズンは200本以上の記事を執筆した。選手とクラブ関係者の間に広い匿名の情報源を持つことで有名で、ロッカールーム内の漏れることがないはずの発言が、数日後『エル・パイス』紙上に載ることもしばしばだった。匿名情報とはいえ内容は確かで、モウリーニョにもクラブにも“事実無根”等の訴えを受けたことはない。練習取材が制限され、選手のメディアへの露出が禁じられていたモウリーニョ時代の3年間、彼の報道は貴重な外部への窓となった。

訳者プロフィール

木村浩嗣

編集者、コピーライター等を経て1994年からスペイン・サラマンカへ。98年、99年とスペインサッカー連盟のコーチライセンスを2年連続で取得し、7年間少年チームを指導。06年9月に帰国して、『footballista』編集長に就任。08年12月からスペイン・セビージャに拠点を移し、特派員兼編集長となる。「勝敗はモチベーションがすべて」と言われる少年サッカーで試合を指揮するうちに人心掌握術に興味を持つ。モウリーニョの反発心をバネにする特異なモチベーションアップ法には注目していた。選手が彼のやり方をどう受け取ったのかを知るには当事者の声が最適、と本書の翻訳を決意。次は、成功したモウリーニョの姿を証言で追ってみたいと思っている。